#16 明日だって未来です (本)
こんにちは。姿勢が悪いと顔がむくむと言われて
頑張って姿勢を正している筆者、T0M0です。
さて、今回ご紹介したいのはこちら
2035年の世界 高城 剛 著
ITや先端技術が好きな(知識があるとは言ってない)筆者が夢中で読んだ本です。
これからやってくる未来。今、少しづつ出来上がっている技術や体制。
そういったものが、100のキーワードに変換されて紹介されています。
どこが面白かったかと聴かれても「全て」というのが素直な感想です(説明力不足)
という訳で、興味を持ってもらえそうなキーワードを勝手に選ばせていただきました。
- デザイナーズベイビー
- 人間不在の企業
- No move,No life
- LAまで二時間半
- マスの崩壊
- 個人の時代
- マーケティングの未来
- 水戦争
- 大地震が起きる日
- 小惑星アポフィス
- 世界のリキッド化
- インドが日本を超える日
- クールじゃないクールジャパン
- 電気がWi-Fi化
上記は私が個人的に選んだものですが、他にも沢山の興味深い項目が盛りだくさんです。
この本が私の心を魅了する最大の理由は、SFのお話ではなくこれからの私たちの未来の事を書き連ねている一冊だからでしょう。
未来の事は分からない、これは確かだと思います。
しかし、「どうせ分からないのだからと何も考えていない」のと、「予想を立てた上でも予想通りにはならない」と考えているのでは結果こそ同じであれ、千里の開きがあります。
人間、生きているのは今ですが、これから生きていくのは未来です。
過去に学び、未来を見据えて今を生きる。当たり前の様でとても難しい事です。
たまには、がむしゃらに動かす仕事の手を止めて、自分や世界の行く末に思いはせてみてはいかがでしょうか。自分が必死になって乗り込もうとしている船が、沈没確定の泥の船かもしれないのですから。
余談になるので手短に終わらせたいようと思うのですが(笑)
AI技術やロボット技術が目まぐるしく発達する昨今、映画「ターミネーター」の様な人間と機械との戦争の可能性なんて事も考えてしまいます。
AIに対して不安を感じる人達は総じて、人間との対立に対しての恐怖を感じているんだと思います。
そうすれば、一応は人間同士の戦争はいったんなくなりそうだなぁ。なんて不謹慎な事を考える筆者です。
もし仮に、人間VS機械の未来がやってきた時、滅亡寸前に追い込まれた人類は脳のリミッターを解除し、新しい力(いわゆる超能力)を手に入れるのではなかろうか。
なんて空想してしまいます。ただの空想ではありますが、昔と今はどうでしょう。
100年前はザックリというと大正が始まった頃。掌サイズの端末で、世界中の人と顔を見ながらコミュニケーションが取れる時代。SF、もとい魔法でしかないでしょう。(妖術かな?)
しかし人類は技術として、そんな魔法を確立させました。
人類が本当の魔法を手に入れる時がいつか来るのかもしれません。
残念ながら、私たちが生きている間の話ではないでしょうが(笑)