森の賢者を目指すブログ

持論を垂れ流します。目下の目標は本嫌いの人を一人でも減らす事です。少しずつ文章の構成力とかも上げていきたいです。どうか皆さんお付き合いくださいな。

#10 ライトで良いんです! (本)

梅雨の季節ですね。晴耕雨読という言葉もありますし、雨の日はおとなしく本を読んで下さい(笑)

こんにちは。T0M0です。

面白くて紹介したい小説なんかも沢山ありますが、あらすじとネタバレの線引きだとか、そもそも世には私なんかよりも上手に紹介をまとめている方もいるわけで、どういった方向からのアプローチが良いのか日々、悩んでいる筆者です(笑)

 

さて、今回紹介したいのはこち

キノの旅  時雨沢 恵一先生

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この本は筆者の読書の入り口になった本だったと記憶しています。

幼き頃(小学生の高学年頃?曖昧です)本を買おうと思い、書店に足を運んだT0M0少年は何故かこの本を選んだわけですね。俗にいう「本に呼ばれた」ってやつでしょうか。

ライトノベルで読みやすそうだった、というのもあるとは思いますが正直あまり子供向けではないような気もします(笑)人が凄い死に方をする残酷描写があったり、狂った人達が出てきたり・・・この本で育った筆者はそれはまぁ変わった人間に成長しました(笑)

ですがこの本は幼かった私に「価値観や常識」というものを教えてくれました。

 

まずは簡単にストーリーを紹介しますと、人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの「一人と一台」の様々な国を巡る旅のお話です。大筋での繋がりなどもありますが、基本的には短編の形になっていて、どこからでも読めます。

良い人、悪い人、普通の人、時には殺されそうになり、時には殺し、様々な人や物と関わりながら二人の旅は続きます。旅の途中で出会った青年のシズの話や、キノの師匠の若かりし頃のお話なんかもあったりします。

 

このお話には私たちが到底理解できない様な感覚をもった人達やルールなんかがたびたび登場します。しかしこれは現在の日本に住む我々の感覚とのズレであって、現実の世界にも沢山の国があって、常識や習慣なんかも全く違ったりします。

宗教との関りが薄い日本人はさらにそれが顕著かもしれません。

自分の中の常識を信じる事は悪いことではありません。しかし、「常識」とは自分の周囲の環境の中での共通意識だという事を忘れてはいけません。

今でこそ人殺しは悪とされていますが、世界大戦時代は国をあげて殺人が推奨されていましたよね?もちろん、そういった過ちの時代を経験したからこそ平和を求める時代が到来したのも事実かとは思います。

何にせよ我々もつ価値観が場所、時代を変えた時にどこまで通用するのでしょうか。手塚治虫先生のミノタウロスの皿も「価値観」というもの考える上で非常に大切な作品だと思います。やっぱり偉大です!(笑)

 

さて、では今の我々が狂っていないと証明してくれるのは一体どこの誰でしょうか。

往々にして、狂った集団は自分達が狂っている事には気づいていないものです。