森の賢者を目指すブログ

旅とガンプラ作りを人生の2本柱にしながら、YouTubeに動画をアップもしてます!少しずつ文章の構成力とかも上げていきたいです。どうか皆さんお付き合いくださいな。

#16 明日だって未来です (本)

こんにちは。姿勢が悪いと顔がむくむと言われて

頑張って姿勢を正している筆者、T0M0です。

 

さて、今回ご紹介したいのはこち

2035年の世界  高城 剛 著

 

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ITや先端技術が好きな(知識があるとは言ってない)筆者が夢中で読んだ本です。

これからやってくる未来。今、少しづつ出来上がっている技術や体制。

そういったものが、100のキーワードに変換されて紹介されています。

どこが面白かったかと聴かれても「全て」というのが素直な感想です(説明力不足)

という訳で、興味を持ってもらえそうなキーワードを勝手に選ばせていただきました。

  • デザイナーズベイビー
  • 人間不在の企業
  • No move,No life
  • LAまで二時間半
  • マスの崩壊
  • 個人の時代
  • マーケティングの未来
  • 水戦争
  • 地震が起きる日
  • 小惑星アポフィス
  • 世界のリキッド化
  • インドが日本を超える日
  • クールじゃないクールジャパン
  • 電気がWi-Fi化

 

上記は私が個人的に選んだものですが、他にも沢山の興味深い項目が盛りだくさんです。

この本が私の心を魅了する最大の理由は、SFのお話ではなくこれからの私たちの未来の事を書き連ねている一冊だからでしょう。

未来の事は分からない、これは確かだと思います。

しかし、「どうせ分からないのだからと何も考えていない」のと、「予想を立てた上でも予想通りにはならない」と考えているのでは結果こそ同じであれ、千里の開きがあります。

人間、生きているのは今ですが、これから生きていくのは未来です。

過去に学び、未来を見据えて今を生きる。当たり前の様でとても難しい事です。

たまには、がむしゃらに動かす仕事の手を止めて、自分や世界の行く末に思いはせてみてはいかがでしょうか。自分が必死になって乗り込もうとしている船が、沈没確定の泥の船かもしれないのですから。

 

余談になるので手短に終わらせたいようと思うのですが(笑)

AI技術やロボット技術が目まぐるしく発達する昨今、映画「ターミネーター」の様な人間と機械との戦争の可能性なんて事も考えてしまいます。

AIに対して不安を感じる人達は総じて、人間との対立に対しての恐怖を感じているんだと思います。

そうすれば、一応は人間同士の戦争はいったんなくなりそうだなぁ。なんて不謹慎な事を考える筆者です。

もし仮に、人間VS機械の未来がやってきた時、滅亡寸前に追い込まれた人類は脳のリミッターを解除し、新しい力(いわゆる超能力)を手に入れるのではなかろうか。

なんて空想してしまいます。ただの空想ではありますが、昔と今はどうでしょう。

100年前はザックリというと大正が始まった頃。掌サイズの端末で、世界中の人と顔を見ながらコミュニケーションが取れる時代。SF、もとい魔法でしかないでしょう。(妖術かな?)

しかし人類は技術として、そんな魔法を確立させました。

人類が本当の魔法を手に入れる時がいつか来るのかもしれません。

残念ながら、私たちが生きている間の話ではないでしょうが(笑)

#15 三国志読みます! (他)

こんにちは。T0M0です。今回は読まなくてもいいです(笑)

今回はよく分からない決意表明の回ですので(笑)

皆さんもご存じの三国志、好きな方も多いのではないでしょうか。

申し訳ないのですが、私・・・詳しく内容知りません(ノω・ヽ)

興味はありましたし、知人からのオススメもあったので、しっかり見てみようと思います。

色々なメディアで出ていますし、本だけでもかなりの数があると察しがつきます。いやー燃えますね(笑)

一応三國無双は昔に少しだけ触れましたよ!楽しかったです!

武将が魔王だったりロボットだったりなかなかの世界観ですよね(笑)

諸葛亮、ビーム出してませんでしたっけ??

 

頑張って三国志の魅力を語れる様になって帰ってきますヾ(⌒(ノ'ω')ノ

公言して自分を追い込む回でした(笑)お付き合いありがとうございますm(_ _)m

#14 共謀罪っていったい何ですか? (本)

共謀罪が成立して不安でいっぱいであります。

こんにちは。T0M0です。

 

さて、政治や法律などに明るくない筆者ですらその危険性をひしひしと感じている今日この頃です。

自分の言葉で説明する事を早々に放棄しましたので、以下別のサイトを参考とさせていただきます。(すいません・・・

 

 

対象は?】

テロリズム集団その他の組織的犯罪集団

 

【どういう場合に適用されるの?】

・重大な犯罪を企図した「組織的犯罪集団」が、

・役割を分担して犯罪の実行に合意し、

・犯罪実行に向けて「準備行為」をした場合。

 

【準備行為ってなに?】

・「物品や資金の手配」「関係場所の下見」など。

・国会で具体例が出たのは「凶器を買うお金を下ろした」「ハイジャックに向けて飛行機を予約した」「犯行現場を下見した」など。

・何が準備行為となるかは、まずは捜査当局の判断による。

 

【対象となる罪は?】

277の罪に適用される。

 

※対象となる277の罪には「文化財保護法」「種苗法」「絶滅のおそれのある野生動物の主の保存に関する法律」「モーターボート競争法」「著作権法」など、「テロ対策と言えないものが広く含まれている」。

民進党山尾志桜里氏 2017/4/17衆院決算行政監視委)

 
 
 
 
 
 自分たちの国は自分たちで作る。の意識がなければ自分たちの未来すら危険に晒される時代になってきています。
国というものは本来そういうもののはずですが、問題が次々に表出化し、大きな節目となってきているのではないでしょうか。
 
今回も本を紹介させて頂きたいのですが、紹介というよりもむしろ「読みました!!」という報告です、正直・・・ 
政府はもう嘘をつけない  堤 未果先生
 

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かなり内容は濃く、現代を生きる上で知っておかなければならない事が満載、といった印象を受ける一冊です。
あれこれと解説をしたいところですが、基礎知識の欠如から他人に偉そうに説明できる次元に到達しておりません(お恥ずかしい限りです・・・
読書初心者には到底オススメできる一冊ではありませんが、社会情勢などの知識が無くても理解できる部分もありますし、自分がいかに無知かを教えてくれる一冊なので、余裕があったらサッとでも目を通してみて欲しい一冊です。

#13 そこの君、大志を抱け (本)

大志と聞いて今一番思い浮かべるのは藤井聡太四段です。

一時将棋にハマった筆者としては眩しすぎる存在です(笑)是非ともこれからも快進撃を続けて欲しいと思っています。

そんな筆者、T0M0です。

今回紹介したいのはこち

 

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20代でやっておきたいこと   川北義則先生

#12で紹介した自由人3.0と似通ったところもあるかと思います。

筆者の中でオススメしたい方向性が似ているわけです(笑)

あちらが多角的でバランスの取れた入門書に例えるなら、こちらはこれからの時代を生きる上で重要な心構えを説いた哲学書の様な一冊かと思います。

 

もちろん20代を越えた方でも得られる物は多い一冊かとは思いますが、やはり社会に出たての若者に読んでみて欲しいと思ってしまいます。

進路選択をする高校生にも来るべき未来の為に目を通して欲しいとも思いますが、この本に書かれている事を真に理解するには社会人の経験が無いと難しいかもしれません。

かく言う私も学生時代は怠惰なもので、将来などどうにかなると漠然と思っていました(むしろ何も考えて居なかった?)

こんなダメな子供と、将来の為に行動を始めている子供とでは差が出て然るべきでしょう(泣

過去を嘆いても仕方がありません、大切なのは今からの行動でしょう!(言い訳

 

  • 一章 自分を伸ばすために 二十代で経験しておきたいこと。
  • 二章 会社で働くときに これだけは知っておきたい、13のこと。
  • 三章 二十歳からの勉強法 二十代の読書量で、人生は決まる!
  • 四章 社会人としての人間関係術 絶対覚えておきたい「大人」のルール。
  • 五章 人に頼らない生き方 自分は自分!「比べる生き方」をやめよう。
  • 六章 夢のある人生を楽しむために 元気の出る二十代のための生き方。

で構成されており、少し文字数が多めかもしれませんが、とても良い言葉が多いので気が付いたら読み終わっていた。といった感じでした。

気になった項目を読むだけでも良いかと思います。とにかく読んでみる事が大事です。

そして三章・・・いいですね、とても私好みです(笑)

 

人生は長く、それでいてとても短い不思議なものです。

大人初心者の20代、ここで何を得られるかは人生の後半戦を左右するものになるはずです。皆さんも一生の武器を創り上げて、人生を思い通りに生きて下さい。

#12 生きる為に働く、働く為に生きる (本)

こんにちは。T0M0です。

映画の「ちょっと今から仕事やめてくる」を公開すぐに観に行った筆者です(笑)

原作も今度読んでみようと思います。

最近は現行の働き方や社会の在り方を疑問視したり、人間らしい生き方を求める思想が少しづつ世間の中で大きくなってきていますよね。

という訳で今回紹介したいのはこち

自由人3.0   林田真一先生 田辺洋平先生

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ひょんなことから田辺先生の経済セミナーに参加してお話を聞かせて頂いた筆者ですが圧倒的な内容で、経済や社会の動向に疎い筆者にも分かりやすく、これからの未来への危機感を抱くには充分過ぎる内容でした。

こちらの本は、現代を生きる上で重要なマインドから仕事の形、社会のこれまでとこれから、関連書籍や自分の人生を楽しむ人たちの紹介などもあります。

綺麗な写真があり、興味を引く項目の数々が手短にまとめられていて非常に読みやすく普段本を読まない人でも入りやすいかと思います。

幸せの絶頂に居て、将来への心配事が何一つないという人以外は是非とも一読してみて欲しいと思う一冊です。なんにせよ、今の日本で「普通に」暮らし続けていると視野が狭くなり、固定概念も強くなって結果的に自分を縛ることになりかねません。

新しい常識や、自分の持っていない価値観で生きる人達は、良い悪いは別として知っておいて損は無いはずです。

今まで自分の周りにあっても知らなかったものを見つけられる。

自分の人生にとって大切な情報を探し出す為の入門書になってくれる、そんな一冊かと思います。

 

皆さんも自分の考えを大切に生きるべきでしょう。

しかし、自分の思考を作るのは自分が知っていること、経験して来たことです。

自分の考えを良くする為には今まで知らなかったこと、自分の常識の外にあるものにも触れてみる必要があるはずです。

自分自身の為に、沢山の未知に触れてみて下さい。

貴方の道造りに必ず役に立つはずです。

#11 難しいものがこそが良書なのか (他)

こんにちは。T0M0です。

本は難しくてつまらないものでしょうか?

頭の良い人だけが理解出来るもの・・・

それは否!!です(笑)もちろんそういったジャンルの物も存在すると思います。

なんだか堅そうな紳士が「君、シェイクスピアも読んどらんのか、話にならんな」と怒られる・・・そんなイメージ(笑)

古くからある名作は一読はしておいた方がいい。これは間違いではないと思います。

しかし「難しい本から読み始めなければいけない」「面白いと思えなくても良書とされる物は読まなければいけない」なんて事はないと思います。

偉い人たちが本の敷居を上げてしまって、結果「本は難しい、つまらない」というイメージを育てて、読書離れを進めてしまっては元も子もないと思います。

有識者の方たちもライトノベルなどに目を通して、現代の文学の発達の手助けをしていただきたいなぁなんて思ったりします。古いものには古いものの良さ、新しいものには新しいものの良さがあるのではないでしょうか。

 

古典と呼ばれる作品などは人間の不変の一面や、長い間語り継がれるに値する文学的価値があるのは間違いありません。しかし一方でこの時代において理解しづらい感覚なども多いのも確かでしょう。

運命の悪戯で離ればなれになってしまった男女の恋を描いた作品があったとしても、今の子供たちにしてみれば「LINEすればいいじゃん」という事になりかねません。

「昔はね、インターネットはもちろん電話も無かったし、手紙もなかなか届けられない所もあったんだよ。それを想像しながら読んでごらん?」というのはテクノロジーの時代に生まれた子供達には少し酷ではないでしょうか。

今の大人達も、自分の手がどこかすらも分からない真の闇や、自分の心音の響く真の静寂を経験したことのある人は少ないのではないでしょうか。経験したことの無い感覚を理解するのはなかなか大変なものです。

 

子供の読解力不足の記事などを目にしますが「本を読んだ事が無い子」もいるはずです。その子が突然テストで主人公の気持ちを答えろと言われても到底不可能でしょう。

今はゲームはじめ、面白いおもちゃも沢山あります。それに比べて本はあまりに数が多すぎます。莫大な本の海の中で自分の好みに合う本を探すというのは非常に難しい作業です。ここで振り落とされて、自分を楽しませてくれる本に出合わすにいる。これはとても勿体無いことだと思います。

 

本嫌いの皆さん、「難しそうな本」は絶対に読まないで下さい。

自分が「面白そう」と思う本を探す。これだけに専念して下さい。

貴方が読むべき本は常に、貴方が読みたいと思う本です。頭の良い人が読めと言っている難しそうな本でも、貴方が読みたいと感じなければそれは読まなくていい本です。

 

自分の好きな本だけをひたすら読み続けていると、少し難しい本に挑戦したくなる瞬間が訪れるはずです。その時に少しだけ挑戦してみればいいんです。

是非とも少し頑張って、自分の好きな一冊を探してみて下さい。

 

え?私ですか・・・挑戦していますよ・・・たまに・・・(笑)

#10 ライトで良いんです! (本)

梅雨の季節ですね。晴耕雨読という言葉もありますし、雨の日はおとなしく本を読んで下さい(笑)

こんにちは。T0M0です。

面白くて紹介したい小説なんかも沢山ありますが、あらすじとネタバレの線引きだとか、そもそも世には私なんかよりも上手に紹介をまとめている方もいるわけで、どういった方向からのアプローチが良いのか日々、悩んでいる筆者です(笑)

 

さて、今回紹介したいのはこち

キノの旅  時雨沢 恵一先生

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この本は筆者の読書の入り口になった本だったと記憶しています。

幼き頃(小学生の高学年頃?曖昧です)本を買おうと思い、書店に足を運んだT0M0少年は何故かこの本を選んだわけですね。俗にいう「本に呼ばれた」ってやつでしょうか。

ライトノベルで読みやすそうだった、というのもあるとは思いますが正直あまり子供向けではないような気もします(笑)人が凄い死に方をする残酷描写があったり、狂った人達が出てきたり・・・この本で育った筆者はそれはまぁ変わった人間に成長しました(笑)

ですがこの本は幼かった私に「価値観や常識」というものを教えてくれました。

 

まずは簡単にストーリーを紹介しますと、人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの「一人と一台」の様々な国を巡る旅のお話です。大筋での繋がりなどもありますが、基本的には短編の形になっていて、どこからでも読めます。

良い人、悪い人、普通の人、時には殺されそうになり、時には殺し、様々な人や物と関わりながら二人の旅は続きます。旅の途中で出会った青年のシズの話や、キノの師匠の若かりし頃のお話なんかもあったりします。

 

このお話には私たちが到底理解できない様な感覚をもった人達やルールなんかがたびたび登場します。しかしこれは現在の日本に住む我々の感覚とのズレであって、現実の世界にも沢山の国があって、常識や習慣なんかも全く違ったりします。

宗教との関りが薄い日本人はさらにそれが顕著かもしれません。

自分の中の常識を信じる事は悪いことではありません。しかし、「常識」とは自分の周囲の環境の中での共通意識だという事を忘れてはいけません。

今でこそ人殺しは悪とされていますが、世界大戦時代は国をあげて殺人が推奨されていましたよね?もちろん、そういった過ちの時代を経験したからこそ平和を求める時代が到来したのも事実かとは思います。

何にせよ我々もつ価値観が場所、時代を変えた時にどこまで通用するのでしょうか。手塚治虫先生のミノタウロスの皿も「価値観」というもの考える上で非常に大切な作品だと思います。やっぱり偉大です!(笑)

 

さて、では今の我々が狂っていないと証明してくれるのは一体どこの誰でしょうか。

往々にして、狂った集団は自分達が狂っている事には気づいていないものです。